ZENCHORD1は
買って後悔しない?
「月額無料」の本当の意味を確かめた
Notta搭載のAI議事録イヤホンZENCHORD1。
本体26,980円に隠れコストはないか、料金体系を整理しました。
会議の議事録を自動で作ってくれるイヤホン。魅力的ですが、26,980円という価格に加えて「あとから月額課金が必要になるのでは」という不安を持った方は、鋭いところを突いています。
この記事では、ZENCHORD1(ゼンコード・ワン)について、本体価格だけでなく連携するNottaアプリの料金まで含めた「本当の総額」を整理します。広告には「月額無料アプリ」とありますが、その無料には条件があります。
「月額無料」は嘘ではありませんが、無料には上限があります。録音だけならイヤホン本体で完結し追加費用はかかりません。ですが文字起こし・要約・翻訳はNottaと連携が必要で、無料枠を超えると有料プラン(月1,185円〜)が必要になります。
あなたの使い方が月300分の文字起こしに収まるかが、追加コストの分かれ目です。
① 翻訳を日常的に使うなら、Nottaの有料プランがほぼ必須です(無料枠は月2〜4回程度)
② 本体は買い切り26,980円。開封後でもお客様都合で50%返金される珍しい制度があります
📋 この記事の目次
🏭 ① ZENCHORD1とは・運営会社
| 項目 | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| 製品名 | ZENCHORD1(ゼンコード・ワン) |
| 販売元 | 株式会社Acalie(日本正規販売元) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市西区樋の口町1-15 |
| 設立 | 2017年11月 |
| 本体価格 | 26,980円(税込・買い切り) |
| クラファン実績 | Makuakeで1.25億円/5,388人 |
| 連携アプリ | Notta(文字起こし・要約・翻訳) |
| レビュー | 公式ストア 4.6/15件(2026年7月時点) |
株式会社Acalieは、ZENCHORD1のほかにスマートリングのRingConn、スマートグラスのEven Realitiesなど、海外の先進ガジェットを日本で正規販売している会社です。ビックカメラ・ヨドバシカメラ・楽天市場などの大手でも取り扱われています。
🔌 ② 本体だけでできること・できないこと
これが理解の出発点です。ZENCHORD1は「イヤホン本体」と「Nottaアプリ」の2つで成り立っています。
- 録音(イヤホン単体・ケース単体の両方)
- 音楽を聴く(普通のイヤホン機能)
- 通話
- 2台同時接続(スマホ+PC)
- 文字起こし
- 要約
- 翻訳
- 外部サービス連携(Slack・Zoom等)
「録音だけ」ならイヤホン本体で完結し、追加費用は一切かかりません。ICレコーダーとして使うなら26,980円ぽっきりです。
一方、この製品の目玉である「議事録の自動生成」(文字起こし・要約・翻訳)は、すべてNottaアプリの機能です。そしてNottaには無料枠と有料プランがあります。ここを理解せずに買うと「思ったより使えない」となります。
💰 ③ Nottaの料金体系【最重要】
この記事の核心です。ZENCHORD1の広告には「月額無料アプリ(Notta)」とありますが、正確には「無料枠がある」という意味です。
| プラン | 月額 | 文字起こし | AI要約 | 翻訳 |
|---|---|---|---|---|
| 無料(フリー) | 0円 | 月300分まで | 月100回まで | 月2〜4回程度 |
| プレミアム | 1,185円〜 | 大幅増 | 増 | 翻訳アドオンが前提 |
| ビジネス | 2,508円〜 | さらに増 | 増 | — |
1回1時間の会議なら月5回で使い切ります。週1〜2回の会議で議事録を取る程度なら無料枠で足りますが、毎日会議がある人はまず超えます。超えた分の文字起こしには有料プランが必要です。
無料枠の翻訳は月2〜4回程度と限られています。さらに翻訳を無制限に使うためのアドオン(月858〜1,320円)は、プレミアムプランへの加入が前提です。海外とのやり取りで翻訳を日常的に使う想定なら、この費用を最初から見込んでおくべきです。
💸 ④ 使い方別の本当の総額
「本体価格+(必要なら)Notta料金」で、使い方別に総額を試算します。
| 使い方 | Nottaプラン | 初年度の総額目安 |
|---|---|---|
| 録音のみ(ICレコーダー代わり) | 不要 | 26,980円のみ |
| 週1〜2回の会議で議事録 | 無料枠で足りる可能性 | 26,980円 |
| 毎日会議・文字起こし多用 | プレミアム | 約26,980円+年14,000円〜 |
| 翻訳を日常的に使う | プレミアム+翻訳アドオン | 約26,980円+年24,000円〜 |
ライトユーザー(録音中心・たまに文字起こし)なら26,980円ぽっきりで、隠れコストはありません。
ですがヘビーユーザー(毎日会議・翻訳常用)は、年1.5〜4万円のNotta料金が上乗せされます。「議事録を毎日自動化したい」という、まさにこの製品を最も欲しがる人ほど、追加コストがかかる構造です。自分の使用頻度を先に見積もってください。
公式LPはZENCHORD1購入者向けに「スタータープラン無料」を掲げています。これは上限付きの無料枠が使えるという特典で、上記の無料プランに相当します。「完全に無料でフル機能が使える」わけではない点を理解しておいてください。
🔧 ⑤ 製品スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | オープンイヤー型(耳をふさがない) |
| 重さ | イヤホン単体10g/ケース65g |
| マイク | 高性能マイク+AIノイズキャンセリング |
| 通信 | Bluetooth 6.0(SBC/AAC) |
| 防水 | IPX4(生活防水) |
| 再生時間 | イヤホン最大10時間/ケース併用最大30時間 |
| 充電 | USB Type-C/1.5時間(10分充電で2時間使用) |
| 対応OS | iOS/Android/MacOS/Windows |
| 録音 | イヤホン単体・ケース単体の両方で可能 |
| 翻訳対応 | 58言語(Notta連携) |
Web会議はイヤホンを装着して、対面の商談はケースを机に置いて録音——とシーンで使い分けられます。公式レビューでも「シーンによって使い分けできて重宝」という声があります。オープンイヤー型なので装着したまま周囲の声も聞こえるのも、会議向きです。
💴 ⑥ 本体価格と付属品
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体価格 | 26,980円(税込・買い切り) |
| カラー | アーバングレー/クラシックホワイト |
| 付属品 | 本体(ケース+イヤホン)、USB Type-C充電ケーブル、取扱説明書 |
| 当店ポイント | 2,698pt進呈(公式ストア) |
🔍 ⑦ 「怪しい」と感じる理由と事実
| 不安に感じる点 | 事実 |
|---|---|
| 「月額無料」は本当か | 無料枠は実在するが上限あり。翻訳の常用や大量の文字起こしには有料プランが必要 |
| クラウドファンディング発 | Makuakeで1.25億円・5,388人の支援。2025年10月に一般販売開始 |
| 販売元が製造元でない | Acalieは日本正規販売元。RingConn等も扱う正規代理店 |
| バッテリー表示が不安定という口コミ | 一部レビューに指摘あり。ただし公称は本体10時間・ケース併用30時間 |
詐欺的な商品ではありません。1.25億円のクラウドファンディング実績があり、大手家電量販店でも売られています。問題は「本体を買えば全部無料で使える」と誤解しやすい料金構造にあります。この記事で整理したとおり、録音は無料、議事録の自動化は使用量次第でNotta課金——ここを理解すれば、判断を誤りません。
🚚 ⑧ 送料・支払い方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 送料 | 15,000円(税抜)以上で無料 |
| 送料(未満) | 本州・四国・九州990円/北海道1,320円/沖縄3,000円 |
| 配送 | 佐川急便(入金確認後1〜3営業日で発送) |
| 支払い方法 | クレジットカード(VISA/Master/Diners)/Amazon Pay/paidy/コンビニ決済/銀行振込 |
送料無料の条件は15,000円(税抜)以上。ZENCHORD1本体はこれを超えるので、本体だけ買えば送料はかかりません。
🔄 ⑨ 保証・返品(50%返金制度)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー保証 | 商品到着日から1年間 |
| 保証対象外 | 落下・水濡れ・誤操作・改造による故障 |
| 不良品交換 | 到着後7日以内(土日祝除く)に連絡・着払いで返送 |
| お客様都合(未使用未開封) | 商品代金を全額返金 |
| お客様都合(開封済み) | 商品代金の50%を返金 |
多くのオーダーメイド系・ガジェット系ショップは「開封したら返品不可」です。ZENCHORD1はお客様都合で開封済みでも、商品代金の50%を返金すると明記しています(未開封なら全額)。「使ってみて自分の使用量に合わなかった」場合の逃げ道があるのは、判断のしやすさにつながります。
注文後のキャンセルは原則不可(未開封・7日以内なら相談可)。出荷後のキャンセルや受取拒否・長期不在の場合は、事務手数料1,500円+往復配送料が請求されます。注文は慎重に行ってください。
⚠️ ⑩ デメリット・注意点7つ
| # | 注意点 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 「月額無料」に上限がある | 文字起こし月300分・翻訳月2〜4回まで。超過は有料プラン |
| 2 | 翻訳常用は有料ほぼ必須 | 翻訳無制限アドオンはプレミアム加入が前提 |
| 3 | 本体だけでは議事録が作れない | 文字起こし・要約・翻訳はすべてNotta連携が必要 |
| 4 | ヘビー利用は年1.5〜4万円上乗せ | 毎日会議・翻訳常用の場合のNotta料金 |
| 5 | キャンセルに手数料 | 出荷後は事務手数料1,500円+往復送料 |
| 6 | バッテリー表示への指摘 | 一部レビューに表示が不安定との声 |
| 7 | 生活防水どまり | IPX4。雨や汗はOKだが水没は不可 |
🔒 ⑪ データの保管とセキュリティ
ZENCHORD1は録音データの国内保管と暗号化対応をうたっています。ただし文字起こし・要約はNottaのサーバーで処理されるため、Notta側のデータ取り扱いポリシーも確認しておくのが安心です。Nottaは外部サービス(Slack・Zoom・Salesforce等)との連携にも対応しています。
会議や商談を録音する際は、参加者に録音する旨を伝えるのがマナーであり、トラブル防止にもなります。無断録音は関係悪化や法的な問題につながる場合があります。この製品の性質上、使い方には配慮が必要です。
🧭 ⑫ 向いている人・向いていない人
- 週1〜2回の会議で議事録を取りたい人(無料枠で足りる)
- ICレコーダー代わりに録音メインで使う人
- Nottaの有料プランを払ってもいいヘビーユーザー
- 耳をふさがないオープンイヤーが好みの人
- フリーランスで言った言わないを記録したい人
- 追加課金を一切したくないのに毎日会議がある人
- 「本体だけで全部無料」と思い込んでいる人
- 翻訳を無料で使い倒したい人
- すでにNotta以外の文字起こしを使っている人
- 水場で使いたい人(IPX4どまり)
❓ ⑬ よくある質問
📖 ⑭ まとめ
- 本体26,980円(買い切り)。販売元Acalieは正規販売店で、Makuake1.25億円の実績
- 「月額無料」は上限付き。文字起こし月300分・翻訳月2〜4回まで
- 録音だけなら本体で完結・追加費用なし。議事録の自動化はNotta連携が必要
- ヘビー利用(毎日会議・翻訳常用)は年1.5〜4万円のNotta料金が上乗せ
- スペックはオープンイヤー10g・最大30時間・IPX4
- 開封済みでも50%返金という珍しく良心的な制度
- キャンセルは手数料1,500円+往復送料。注文は慎重に
この製品で後悔する人は、たいてい「本体を買えば全部無料で議事録が作れる」と思い込んでいた人です。実際は、録音は無料、議事録の自動化はNottaの使用量次第で課金という構造でした。
逆に言えば、自分の使い方を先に見極めれば、後悔は避けられます。週1〜2回の会議で使うライトユーザーなら26,980円ぽっきり。毎日会議や翻訳を使うヘビーユーザーなら、Notta料金を含めた総額で判断する。「隠れコスト」を先に把握しておけば、これは十分に検討価値のある製品です。
📚 あわせて読みたい
※本記事の価格・仕様・料金は2026年7月時点で公式サイトおよびNotta公式サイトを確認した内容です。変更される場合がありますので、購入前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
※Nottaの料金プランは変更される可能性があります。最新のプラン内容はNotta公式サイトでご確認ください。

